世界の○○事情

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2007年05月15日

イタリアのクリスマス・プレゼント

カトリックの総本山ヴァチカンのお膝元イタリアにおいては、クリスマスはあくまでも宗教的なイベントであり、年に幾つもある宗教行事の中でも最大のものです。 とはいえ、11月後半にはどの町の中心の広場にも巨大なクリスマスツリーやプレゼーピオと呼ばれるキリスト降誕のシーンの模型が飾られ、通りにはイルミネーションが輝き、お店のショーウィンドーもクリスマス一色になります。

12月になると普段は休みの日曜日にもお店が開き、プレゼントを探す人々で身動きがとれないほどごったがえします。しかしおそらく日本と異なっているのは、クリスマスはこの国では家族でお祝いするものであるということでしょう。 友達同士でパーティーをしたりして騒いで過ごすのは大晦日の夜なのです。

イヴの夜は肉は食べず、魚料理を静かに食した後夜中のミサに行くのが一般的です。25日はうって変わって、肉料理を中心とした大変なご馳走になります。普段イタリア各地にばらばらに住んでいる家族や親戚たちが一同に集まり、昼間から夜まで 延々と食べ続ける大饗宴となります。

というわけでクリスマスプレゼントは家族やごく親しい人同士の交換が普通で、品物もパジャマや下着、靴下、マフラーなど身に付ける物やクリスマスにつきもののスプマンテ、パネトーネ、ハムやパスタの詰め合わせなどの食料品等実用的なものが贈られることが多いようです。下着は恋人同士でもよくプレゼントし合いますが、大晦日の夜に赤い下着を身に付けて過ごすと幸せになるとの言い伝えから、赤い下着がクリスマスにおくられます。私の友人のイタリア人はSWAROVSKIのクリスタルが大好きな彼女のお母さんに毎年ひとつずつプレゼントしています。もう20個以上ものコレクションがリビングのガラスケースの中に綺麗に並べられていました。

イタリアの定番人形「チッチョべッロ」 実用的な物が多いと書きましたが例外は子供たちへのプレゼント。これはもう何でもありです。両親、祖父母、親戚、友達などあらゆる知り合いから届きます。子供にとっては一年で最大の楽しみの日。クリスマスツリーの根元にだんだんと積み上げられていくプレゼントを25日の朝まで開けずに我慢するのは小さい子にとっては至難の業。太陽に透かして中に何が入っているか見ようとしたり、振ってみたり....。中身はやはり子供が一番喜ぶ玩具が人気で、その他本や洋服、 DVDなどです。玩具はイタリアの定番とも言えるチッチョべッロと言う名前の抱き人形、TRUDIのぬいぐるみ、LEGO、バービー人形、ディズニーキャラクターの商品、最近リヴァィヴァルヒットの忍者タートルズ関連商品が今年のTOPを締めそうです。

イタリアでも人気な数独 そして今なぜかここイタリアでも爆発的に売れているSUDOKU(日本語の数独らしい)という数字パズルや昔懐かしいルービックキューブなどレトロな玩具が今年の目玉になりそうです。蛇足ですがイタリアの子供たちも1月1日に祖父黷竦e戚の人からお年玉のような物をもらいます。一人50ユーロ(約7000円弱)位が相場ですからあちらこちら親戚まわりをすればいい稼ぎになります。そして1月6日のエピファニア(主顕 節)の日に良い子には靴下に入ったお菓子、悪い子には炭(本当は炭の形を真似た砂糖菓子)をべファーナと呼ばれる魔法使いのおばあさんからもらって、楽しかった冬休みが終わるのです。

(情報提供バイヤー:MAGDAさん)

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