クリスマスのお約束といえば、真っ先に思いつくのがクリスマスプレゼント。フィンランドでは家族や親戚はもちろんのこと、親しい友人にも贈り物をするので、プレゼントの数も半端ではない。
クリスマス前は、どこも買い物客でごった返していて、プレゼント選びにストレスを感じる人も少なくないようだ。人口密度の低さゆえ、人込みに対して免疫のないフィンランド人なら尚更である。なんとかプレゼントが揃ったところで、次はラッピングに取りかからねばならない。もちろん、デパートなどではプレゼント用の包装もしてくれるが、なにしろこの時期は需要が多く、大抵は順番待ちをする羽目になる。それが嫌なら、自分で包装紙とリボンを買うことになるが、その手の店が大混雑しているのは言うまでもない。
そんな時、頼りになるのがラッピング・サービス。12月になると、大型のスーパーマーケットやショッピングセンターには、ラッピング専用のカウンターが登場する。プレゼントを包装するのは、地元のアイスホッケーチームやサッカークラブなどの子供たちと、その保護者。ラッピングを請け負うことで、チームの活動資金を稼ごうという訳だ。このサービス、フィンランドではごく一般的なもので、クリスマスシーズンの風物詩にもなっている。
代金はプレゼントの大きさによって異なるが、1個あたり1ユーロから2ユーロ程度。包装紙やリボンなど必要なものは揃っており、客の方はプレゼントを持ち込むだけでOKなので気軽に利用できる。小・中学生の健全な育成に役立つなら、とチップを弾む客もいて、子供たちはますますラッピング作業に精を出す。 クリスマスの買い物という一大イベントで、ちょっぴり楽をしたい大人たちと手っ取り早くお金を稼ぎたい子供たち。両者の間に成立したギブアンドテイクは、クリスマス当日まで続く。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.buyma.com/Contents/mt/mt-tb.cgi/93