世界の○○事情
トップページに戻る

カテゴリー:フィンランドのエントリー

2007年05月15日

クリスマス  フィンランド  

クリスマスプレゼント/フィンランド

フィンランドでは、クリスマス・イヴより前にプレゼントを開けてはならないという暗黙の了解がある。例えば12月中旬に、遠方に住む友人から郵送でクリスマスプレゼントが届いたとしても、中身を確かめるのは24日の夜までお預けとなる。

驚いたことに、クリスマスツリーの飾りつけも通常は24日と決まっていて、23日まではツリーなしで過ごすのが一般的だ。最近は作り物のツリーが増えてきたが、依然として天然の木にこだわる家庭が多いのも、森林王国フィンランドならでは。ツリー用の木を売りにくる移動販売車を利用する人もいれば、自ら林に入って木を切り出してくる人も少なくない。

家の中にツリーを運び入れて飾り付けをすると、ツリーの下にクリスマスプレゼントを並べ、カラフルな包みの山をにんまりと観賞する。だが、プレゼントを開けるまではもう少しの辛抱。まずはサウナに入って体を清め、心身ともにリフレッシュしてイヴの夜に備えるのだ。フィンランドでは、サウナ抜きのクリスマスなどあり得ない。

入浴後、クリスマスディナーでお腹が一杯になったら、いよいよプレゼントの包みに手を伸ばす。肝心の中身だが、日頃から高価なブランド品に親しんでいる日本人の目には、極めて質素に映るかもしれない。子供たちに人気があるのはゲームソフトやおもちゃの類で、日本と何ら変わりはないが、大人同士はチョコレートなどの食品やちょっとした雑貨を贈り合う。この国の人たちは、分不相応なプレゼントには興味を示さない。

最もフィンランドらしいプレゼントといえば、「ろうそく」が筆頭に挙がる。フィンランドは、国民一人当たりのろうそく消費量が世界一で、日常生活には欠かせないアイテムなのだ。実際、北欧の暗くて長い冬には、ほのかで暖かみのあるキャンドルの炎が良く似合う。一見すると地味だが、人々の心にしっかりと明かりを灯すろうそくの光は、フィンランドのクリスマスを象徴しているかのようだ。

(情報提供バイヤー:puolikuuさん)

2007年05月15日

クリスマス  フィンランド  

クリスマスプレゼントのラッピング/フィンランド

クリスマスのお約束といえば、真っ先に思いつくのがクリスマスプレゼント。フィンランドでは家族や親戚はもちろんのこと、親しい友人にも贈り物をするので、プレゼントの数も半端ではない。

本場・フィンランドのサンタさん クリスマス前は、どこも買い物客でごった返していて、プレゼント選びにストレスを感じる人も少なくないようだ。人口密度の低さゆえ、人込みに対して免疫のないフィンランド人なら尚更である。なんとかプレゼントが揃ったところで、次はラッピングに取りかからねばならない。もちろん、デパートなどではプレゼント用の包装もしてくれるが、なにしろこの時期は需要が多く、大抵は順番待ちをする羽目になる。それが嫌なら、自分で包装紙とリボンを買うことになるが、その手の店が大混雑しているのは言うまでもない。

そんな時、頼りになるのがラッピング・サービス。12月になると、大型のスーパーマーケットやショッピングセンターには、ラッピング専用のカウンターが登場する。プレゼントを包装するのは、地元のアイスホッケーチームやサッカークラブなどの子供たちと、その保護者。ラッピングを請け負うことで、チームの活動資金を稼ごうという訳だ。このサービス、フィンランドではごく一般的なもので、クリスマスシーズンの風物詩にもなっている。

代金はプレゼントの大きさによって異なるが、1個あたり1ユーロから2ユーロ程度。包装紙やリボンなど必要なものは揃っており、客の方はプレゼントを持ち込むだけでOKなので気軽に利用できる。小・中学生の健全な育成に役立つなら、とチップを弾む客もいて、子供たちはますますラッピング作業に精を出す。 クリスマスの買い物という一大イベントで、ちょっぴり楽をしたい大人たちと手っ取り早くお金を稼ぎたい子供たち。両者の間に成立したギブアンドテイクは、クリスマス当日まで続く。

(情報提供バイヤー:puolikuuさん)

2007年05月15日

クリスマス  フィンランド  

サンタがウチにやってくる/フィンランド

サンタクロースの国として知られるフィンランド。毎年クリスマスシーズンには、フィンランド政府公認のサンタが国内のみならず海外にまで遠征し、世界各地の人々に夢を届ける親善大使として活躍する。

サンタさん さらに、クリスマス・イヴ当日にはフィンランド全土に無数のサンタクロースが出没する。この国では、小さな子供のいる家庭には必ずサンタが訪れることになっていて、サンタを派遣するビジネスが成り立っているのだ。 クリスマスが近づくと、新聞やタウン誌の広告欄には「サンタがお宅に伺います」といった見出しが目立つようになり、「長年の実績」とか「唄って踊れる」などの宣伝文句が並ぶ。当然ながら政府お墨付きのサンタクロースではないが、こうした民間のサンタたちもまた、フィンランドのクリスマスには欠かせない存在だ。サンタのおじさんのみならず、女性が扮するサンタのおばさんや、やけに若い学生アルバイトのサンタもいて、それぞれの任務を全うすべく氷点下の町や村を奔走するのである。

フィンランドでは、プレゼントを手渡しするのが原則。サンタは深夜に煙突から忍びこむのではなく、子供が起きている時間帯に玄関から堂々と入ってくるのだ。実際、12月24日には至る所でサンタを目撃する。車の運転中、ふと対向車に目をやるとサンタがハンドルを握っていたり、自宅の窓から雪景色を眺めていると、ふいにサンタの赤い衣装が視界を横切ったり…。日本に比べると、サンタ遭遇率は格段に高い。

私が子供の頃は、25日の朝に目覚めると枕元にプレゼントが置いてあるパターンだったので、サンタから直接プレゼントを受け取るフィンランドの子供たちが、ちょっぴり羨ましかったりする。

(情報提供バイヤー:puolikuuさん)

投稿はこちら

ただ今募集中のテーマは
もらって嬉しい旅みやげ

海外チケット

★タグ